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男性しか使えない育毛剤

女性よりも男性のほうがはげやすいのは男性ホルモンのためです。
AGAはAndrogenetic Alopeciaの略で、「男性型脱毛症」という意味です。
以前は「壮年期脱毛症」と呼ばれていた薄毛、抜け毛の症状のことで男性ホルモンによって起こります。

「プロペシア」は元々「前立腺肥大症」の治療薬でした。
それ育毛剤にしたのが1997年にアメリカで、プロペシアを世界初の飲む育毛剤として正式に認めたのです。
プロペシアの効果は主成分であるフィナステリドによって、テストステロンからジヒドロ・テストステロンを生み出すきっかけとなっている、5α−還元酵素の働きを抑制する働きをすることによって、抜け毛を生み出すホルモンを生み出さないようにすることです。

しかしこの効果を起こすプロペシアは女性の身体にはよくありません。
病院でも処方されませんし、インターネット販売においても女性には販売されません。
この薬は女性が飲むと胎児に影響がでると言われています。

それでは妊娠していなければ問題ないのかといえば、妊娠した時に子供に影響を与えるような薬が女性の身体に害を与えないはずはありません。
「プロペシア」は例え僅かであっても女性が飲むことを禁じています。
男性も奥様が妊娠しているような場合は控えることを勧められるくらいですので、お気を付けください。

また「プロペシア」はAGA専門の薬で他の脱毛に対しては効果はありません。
確かに最近の女性はAGAにかかる人がいないわけではありませんが、「プロペシア」以外に「ミノキシジル」などでもAGAの治療はできます。
そのために「プロペシア」にこだわることなく治療ができますので安心してください。

「プロペシア」は飲み薬だけではなく、塗付するタイプの育毛剤に使われていることがあります。
そのような場合は「男性用」と書かれていますので使用しないようにしてください。
「男性用」と書かれている場合の育毛剤には意味がありますので使用は控えましょう。
女性用育毛剤の特徴がこちらのサイトで紹介されていますので、女性のみなさんは女性向けの成分を含んだタイプを使用しましょう。

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