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育毛剤でAGAを治療する

「AGA」とは、Androgenetic Alopeciaの略で、日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれています。
原因としては昔は遺伝によるものが有力とされていました。
父親と息子が同じようにはげていくことからそう考えられていたのです。

ところが遺伝が原因かと言われればほとんどがそうではなく、全体の2割にも満たないとも言われ始めています。
確かに遺伝の場合もありますが、多くは生活習慣が同じであったためにそうように考えられたのではないかと言われてきています。
昔は親の仕事の後をついで嫁をとり同じような生活がされていました。

しかし今は自由な職に就き、親と同居しない家庭も増えてきました。
その結果として父子の育毛具合に差が出てきたのです。
生活上でストレスを受けたり、不規則な生活を送っていれば抜け毛は増えます。

同じ不規則な生活サイクルや食生活によって抜け毛が増えていたのが今では生活習慣が変わることによって違う結果になっています。
そのため親がはげているから同じにハゲルということがなくなってきました。
AGAの最大の原因と言われているのは「男性ホルモン」です。

テストステロンという男性ホルモンと毛母細胞内の5α−リダクターゼという酵素が結合して、DHT(ジヒドロテストステロン)というAGAの主な原因となるホルモンが生まれます。
つまりこのホルモンを生み出さなければ抜け毛を阻止することができるのです。
そこでDHTの生成を抑止する作用があるフィナステリドを含有したAGA治療薬として「プロペシア」を育毛剤として使用されます。

プロペシアはテストステロンに働きかけることによって5α−リダクターゼという酵素との結合を阻止することでDHTを生み出さないようにする効果があります。
飲み薬として有名でしたが、最近では育毛剤の中にも入っていたりしています。
またプロペシア以外にも5α−リダクターゼという酵素との結合を阻止し、DHTを生み出さないようにしている育毛剤も販売されています。

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