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育毛剤は保険が適応されるの?

残念ながら育毛剤は保険適応外になっています。
何故ならば「育毛」は身体を特に害することにはならないからです。
保険が適応されるのは身体に害を及ぼすことが前提になっているのです。

いくら髪の毛が抜けてもそのこと自体が身体に害があるというようには考えられておらず、保険は適応されないのです。
これは美容整形と同じ扱いであるといえます。
美容…つまり外見の変化に関しては病気ではないという考え方です。

ですからいくら内用薬が出ようともすべて自己負担となりますのでお気を付けください。
最近は育毛のことで病院にかかる人も増えていますが、あくまで病気ではないという考えです。
ストレスなどで髪が抜けることもあるのにと考えられるかもしれませんが、その場合はどうすれば髪が生えて元に戻るかではなく、ストレスによる精神的障害や規則正しい生活習慣などといった治療法が優先されてしまい、「育毛剤」を出してくれることはありません。
原因を解決すれば戻るという考えの元に行われます。
よってはじめから髪を何とかしたいという場合は専門医にみてもらうことをお勧めします。

ちなみに皮膚科が専門になるのですが、本格的に育毛の治療をしているか、いないかによって大きな違いがあるといってもいいでしょう。
実際に詳しく治療を行っていない場合はマニュアル通りの検査をし、「飲む育毛剤」を出してくれますが、実は一般的な検査しか行っていないことが多いと言われています。
その点、育毛に関して力を入れている専門医では頭髪検査なども行っており、症状にあった「飲む育毛剤」を渡してくれます。

確かに保険がまったく効かない全額自己負担ですので、金額的負担は大きいですが、医師に頭皮の状態を診てもらうことによって自分の頭皮の状態が分かるというのはとても大きな違いがあります。
市販で購入する育毛剤も決して安いものではありません。
それならば医師の判断を仰いで育毛を助けてもらうということも損にはならないのではないでしょうか。

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